私は親の仕事で生まれてすぐから小学校に入るまで6年以上海外で生活していました。
向こうの教育は日本の年長の歳に小学校に入学する国だったので、幼稚園も行ったし小学校も行って、現地の教育を受けました。
でも、日本に帰ってからまったくと言っていいほど英語を使わず(むしろ使うのが恥ずかしくて避けてた)
英語の教育が始まった頃にはちんぷんかんぷん
でもその頃にはなんかカッコつけたくて「私海外住んでたんだ〜」って言ってみたら
「いやいや、全然英語喋れないじゃん。笑」って笑われてしまう。。。
それがなんかすごく嫌でそれから自分の幼少期を語る事がなくなってしまった。
英語喋れないなら帰国子女じゃないか〜!
なんて思って生きていていたんですが
テレビで0歳〜2歳の時海外に住んでて私帰国子女なんです〜って言ってる人がいて
帰国子女の定義ってなに?:(;゙゚’ω゚’):
ってなった
ネットで見たら“親の都合で海外に住んでてその後日本に戻ってきた子供の事”って書いてるサイトもあって
それで言ったら私はちゃんとした帰国子女じゃん
って思ったんですが
やっぱり“日本国民の思う帰国子女”(日本が定義してるのにw)は英語がペラペラ
なので私は英語を勉強してとりあえずTOEIC900点をとった。
さすがにこれだと帰国子女って胸張って言えるだろうって思ったけど
そうなると次は「海外に住んでたら勉強してなくても英語できるよね〜」って言われる始末(OvO)オーノゥ
でも今だいぶ大人になって思うのは
海外で幼少期を過ごすってやっぱりユニークな経験だったんだなって思います
良くも悪くも外国人として生きていくっていろんな経験があるし
そして日本での故郷が存在しない
最近は多様性を受け入れる時代になりつつあるので
帰国子女の定義もだんだん浸透してきたんじゃないかなとは思うのですが
『あの人は帰国子女だから〜』とかで偏見もたれたくもないのでやっぱり今でも自分からは言わないようにしてる(なにかしらで自分の個性を表現したいときには言いますが)
ちなみに
私は苗字がカタカナなんですが
『名前が外国人だと色々よく思われないと思うから日本名がいいと思うよ』ってすごい年上の方に言われたことあるな〜。
正直その時は『逆にそれでやってやろうじゃん』って闘争心に燃えてたけど
今は、日本てそういう国なんだなって
そんな考え方も受け入れられるようになりました。
おわる