「ANAマイルって飛行機にたくさん乗らないと貯まらないんじゃないの?」
そう思っていませんか?
実は現在、多くの人は飛行機よりもクレジットカードの日常決済でマイルを貯めています。私自身、航空業界で長く働いていた経験がありますが、マイルをうまく活用することで家族旅行の航空券代を大幅に節約できます。
この記事ではANAマイルの基本から効率的な貯め方・使い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
Contents
ANAマイルとは?
ANAマイルの仕組み
ANAマイルとは、ANA(全日本空輸)が運営する会員プログラム「ANAマイレージクラブ」の独自ポイントです。貯めたマイルは特典航空券などに交換でき、旅行費用を大きく節約できます。
マイルが貯まる主なシーンは次の3つです。
✈️
ANA便の搭乗
搭乗距離・運賃クラスに応じてマイル付与
💳
クレジットカード利用
日常の買い物でマイルが自動的に貯まる
🤝
提携航空会社の搭乗
スターアライアンス加盟航空会社でも積算可能
ANAマイルでできること
貯まったANAマイルは以下のように活用できます。中でも特典航空券への交換が最も価値が高い使い方です。
| 活用方法 | 内容 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 国内線特典航空券 | 沖縄・北海道などの国内線が無料に | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 国際線特典航空券 | ハワイ・アジアなど海外線が無料に | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 座席アップグレード | エコノミー→ビジネスクラスへ変更 | ⭐⭐⭐⭐ |
| ANA SKYコイン交換 | ANA航空券購入に使えるコインに変換 | ⭐⭐⭐ |
| 提携サービス交換 | ギフト券・商品への交換(レートに注意) | ⭐⭐ |
ANAマイルのメリット
🗾 国内旅行との相性が抜群
ANAマイルは国内線特典航空券に使いやすく、特に家族で人気の旅行先をカバーしています。
- 🐠 沖縄(那覇・石垣・宮古):夏休みの家族旅行に最適
- 🦀 北海道(新千歳・函館):グルメ・自然旅行に人気
- 🍜 九州(福岡・鹿児島):温泉・食文化を楽しめる
🌺 ハワイ旅行に特に強い
ANAは成田・羽田・大阪(関空)発のホノルル直行便を運航しており、家族4人でハワイに行く際にマイル旅行の効果が最大化されます。繁忙期はエコノミーでも往復1人10万円以上かかる路線が、特典航空券なら諸税のみで搭乗できます。
🌍 スターアライアンス加盟で世界中に使える
ANAはスターアライアンス加盟航空会社です。ユナイテッド航空・ルフトハンザ・シンガポール航空・タイ国際航空など世界40社以上の航空会社でもANAマイルを使った特典航空券を発券できます。
👨👩👧👦 家族でまとめてマイルを活用できる
ANAには「ANAカードファミリーマイル」という制度があります。家族カードを持つ家族メンバーのショッピングマイルを代表会員に合算できるため、単独で貯めるよりも速くマイルが貯まります。
ANAマイルの貯め方
ANAマイルの貯め方は複数ありますが、最も効率的なのはクレジットカードの活用です。搭乗だけに頼らず、日常生活全体でマイルを積み上げましょう。
✈️ 飛行機に乗って貯める(フライトマイル)
ANA便やスターアライアンス加盟航空会社への搭乗でマイルが積算されます。付与されるマイル数は搭乗距離 × 運賃クラスの積算率で計算されます。
- エコノミークラス(割引運賃):搭乗距離の30〜75%
- エコノミークラス(正規運賃):搭乗距離の100%
- ビジネスクラス:搭乗距離の125〜150%
例)東京-那覇(約1,560マイル)をエコノミー(75%)で搭乗した場合:約1,170マイル積算。
💳 ANAカードで貯める【最重要・陸マイラーの主力】
日常の買い物・公共料金・スーパーの支払いをANAカードにまとめることで、毎月数百〜数千マイルが自動的に積算されます。飛行機に乗らない月でもマイルが着実に貯まるのがポイントです。
- 一般的な還元率:100円=1マイル(カードによって異なる)
- 特約店での利用:還元率が2〜3倍になることも
- 毎年の継続特典ボーナスマイルもあり
🛒 ANAマイレージモールを活用する(二重取り)
ANAのネットショッピングモール「ANAマイレージモール」を経由してネットショッピングをすると、クレジットカードのマイルに加えてさらにマイルが上乗せされます。
- 楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなど主要ECも対応
- 例)楽天で1万円のショッピング → カードマイル+モールマイルで実質2〜3倍のマイルが貯まることも
🏨 ホテル予約で貯める
ANAと提携しているホテルやOTAを経由して予約するとマイルが付与されます。
- ANAトラベラーズ:ANA系ツアー・ホテル予約でマイル積算
- Marriott Bonvoy:ホテルポイントをANAマイルに交換可能(3:1レート)
- ヒルトン・ハイアットなども提携あり
🌐 ポイントサイト経由で貯める
ハピタス・モッピーなどのポイントサイトを経由してサービスへの申込みやショッピングをすると、ポイントが付与されます。そのポイントをANAマイルに移行することができます。
特にクレジットカードの新規入会案件は高額ポイントが還元されることが多く、一度で数万マイル相当を獲得できることもあります。
ANAカードはどれがおすすめ?
ANAカードを選ぶ3つのポイント
💰
① 年会費
無料〜数万円まで幅広い。年会費に見合うマイルが貯まるか確認
📈
② マイル還元率
100円=1マイルが基本。カードによって1.5〜2倍になるものも
🎁
③ ボーナスマイル
入会時・継続時のボーナスマイル。初年度の大量獲得チャンス
🔰 初心者向け:ANA JCB一般カード
- 年会費:2,200円(税込)※初年度無料
- マイル還元率:100円=1マイル(ANA航空券購入は2倍)
- 入会ボーナス:1,000マイル、毎年継続で1,000マイル
- 対象:マイル初心者・年会費を抑えたい人
👨👩👧 家族旅行派向け:ANAワイドカード
- 年会費:7,975円(税込)
- マイル還元率:100円=1マイル(1.6倍コースへの移行も可)
- 搭乗ボーナスマイル:25%上乗せ
- 国内旅行保険・海外旅行保険付帯
- 対象:年に数回旅行する家族・搭乗機会が多い人
🏆 陸マイラー向け:ANA VISAワイドゴールドカード
- 年会費:15,400円(税込)
- マイル還元率:100円=1マイル(Gポイント経由で高還元も可)
- 搭乗ボーナスマイル:25%上乗せ
- 空港ラウンジ無料、手荷物無料宅配1個
- 対象:年間100万円以上使う人・日常決済でマイルを大量獲得したい人
💎 上級者向け:ANA VISAプラチナ プレミアムカード
- 年会費:88,000円(税込)
- マイル還元率:100円=1.5マイル(高還元率)
- 搭乗ボーナスマイル:50%上乗せ
- コンシェルジュサービス・プライオリティパス・全国主要空港ラウンジ無料
- 対象:年間300万円以上使う上位ユーザー・出張が多いビジネスパーソン
ANAカード比較表
| カード名 | 年会費 | マイル還元率 | 搭乗ボーナス | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| ANA JCB一般カード | 2,200円 | 1.0% | 10% | 初心者・年会費重視 |
| ANAワイドカード | 7,975円 | 1.0〜1.6% | 25% | 年数回旅行する家族 |
| ANA VISAワイドゴールド | 15,400円 | 1.0〜1.5% | 25% | 年100万円超えの陸マイラー |
| ANA VISAプラチナ | 88,000円 | 1.5% | 50% | ヘビーユーザー・出張族 |
ANAマイルの使い方
🥇 特典航空券への交換(最もお得)
ANAマイルの使い道として最も価値が高いのが特典航空券です。現金で購入するよりも大幅にお得になるケースが多く、特に繁忙期・長距離路線・ビジネスクラスで効果を発揮します。
🆙 座席アップグレード
購入した有償航空券の座席をマイルで上位クラスにアップグレードできます。たとえばエコノミーをビジネスクラスへアップグレードすることで、長距離フライトの快適性が大幅に向上します。
🪙 ANA SKYコインへの交換
ANAのウェブサイトで航空券を購入する際に使える「SKYコイン」に交換できます。保有マイル数が多いほど交換レートが上がり(最大1.7倍)、特典航空券の空きがない場合の代替手段として活用できます。
🎁 提携サービスへの交換
Amazonギフト券・各種商品・電子マネーなどに交換することもできますが、特典航空券と比べると還元率が低いため、旅行に使う予定がある方は特典航空券優先がおすすめです。
ANAマイルで家族旅行はどれくらい行ける?【シミュレーション】
家族4人(大人2名+子供2名)を想定して、ANAマイルを使った旅行のコスト比較をしてみましょう。
| 路線 | 必要マイル(大人1名往復) | 4人合計マイル目安 | 現金購入の場合(4人) |
|---|---|---|---|
| 🐠 東京 ↔ 沖縄 | 約6,000〜12,000マイル | 約24,000〜48,000マイル | 繁忙期:12〜20万円 |
| 🦀 東京 ↔ 札幌 | 約6,000〜12,000マイル | 約24,000〜48,000マイル | 繁忙期:8〜16万円 |
| 🌺 東京 ↔ ホノルル | 約35,000〜40,000マイル | 約140,000〜160,000マイル | 繁忙期:40〜60万円以上 |
| 🗼 東京 ↔ ヨーロッパ | 約55,000〜75,000マイル | 約220,000〜300,000マイル | 繁忙期:60〜120万円以上 |
我が家ならANAマイルをこう使う【実際の旅行プラン例】
ここでは実際の我が家の旅行体験をもとに、ANAマイルをどう活用したかをご紹介します。他のサイトでは読めないリアルな体験談です。
🌺 家族4人でハワイ旅行(ホノルル)

- 使用マイル:大人2名分 約80,000マイル(エコノミー往復)
- 子供2名分:約80,000マイル(子供も同数必要)
- 合計:約160,000マイル
- 支払った諸税・燃油:約1人あたり8,000〜15,000円
- 現金で買うと4人で40〜60万円 → 実質40〜55万円以上の節約
🏰 フロリダ・ウォルト・ディズニー・ワールド旅行

- ルート:羽田→Dallas/Fort Worth→Orlando(アメリカン航空)
- JALマイルまたはAAdvantageマイルを活用
- 使用マイル:大人1名あたり約50,000〜60,000マイル(往復)
- 現金購入だと4人で80〜120万円超え → マイルで大幅節約
🦁 シンガポール家族旅行

- ANAマイルでシンガポール航空に乗れるケースも(スターアライアンス)
- 使用マイル:大人1名あたり約25,000〜30,000マイル(往復エコノミー)
- 現金購入だと4人で20〜40万円 → 大幅節約
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポールへのアクセスも良好
🐠 沖縄・石垣島家族旅行

- 使用マイル:大人1名あたり約6,000〜12,000マイル(往復・時期による)
- 4人合計:約24,000〜48,000マイル
- 現金購入(夏休み)だと4人で12〜20万円 → 諸税のみでOK
- 節約した分をホテルのグレードアップに使えるのが◎
ANAマイルを効率よく貯める5つのコツ
ANAカードをメインカードにする
家賃・光熱費・通信費・食費など毎月の固定支出をANAカードに集約するだけで、年間数万マイルが自動的に積み上がります。「貯めよう」と意識しなくても貯まる仕組みを作るのが大切です。
固定費を徹底的にカード払いに切り替える
電気・ガス・水道・スマホ・保険料・NHK受信料・サブスクなどをすべてANAカード引き落としに変更。月5〜10万円の固定費があれば年間600〜1,200マイルが何もしなくても加算されます。
ANAマイレージモールを必ず経由する
ネットショッピングの際は必ずANAマイレージモールを経由してから購入。楽天・Amazon・Yahoo!も対応しており、カードポイントとのW取りが可能です。月に数回のネット購入でも年間数百〜千マイルの差が出ます。
ポイントサイトのキャンペーンを活用する
ハピタス・モッピーなどのポイントサイトで金融系カードの入会案件(5,000〜20,000マイル相当)を狙いましょう。年に1〜2件でも大きくマイルが積み上がります。
マイルは必ず特典航空券に使う
せっかく貯めたマイルをギフト券や商品に交換するのは非常にもったいないです。特典航空券への交換が圧倒的にレートが高く、1マイルあたりの価値が3〜5円以上になることも。「旅行以外には使わない」と決めておくのが鉄則です。
ANAマイルの注意点
⏰ 有効期限は36ヶ月
ANAマイルには有効期限があります。最後にマイルを積算した月の翌月1日から36ヶ月(3年)が有効期間です。期間内に1マイルでも積算・交換するとリセットされます。
📅 特典航空券は早めの予約が必須
ANA国内線の特典航空券は搭乗355日前、国際線は搭乗330日前から予約受付開始です。人気路線・繁忙期は開始直後に埋まることも多いので、旅行計画は早めに立てましょう。
💱 SKYコイン交換のレートを確認する
SKYコインへの交換レートは保有マイル数に応じて変動します(1,000〜9,999マイルで1倍、10,000マイル以上で最大1.7倍)。交換前に必ず公式サイトでレートを確認しましょう。
よくある質問
ANAマイルは何マイルから使えますか?
国内線特典航空券は最低6,000マイルから使えます(路線・時期による)。国際線は路線によって最低10,000マイル〜が目安です。
家族でマイルを合算できますか?
ANAカードファミリーマイル制度を利用することで、家族カードを持つメンバーのショッピングマイルを代表会員に合算できます。ただし搭乗マイルは各個人の口座にのみ積算されます。
飛行機に乗らなくてもマイルは貯まりますか?
はい、貯まります。ANAカードでの日常決済・ANAマイレージモールでのショッピング・ポイントサイト経由での申し込みなど、飛行機に乗らなくてもマイルを積み上げる方法は多数あります。
子供もANAマイルを貯められますか?
ANAマイレージクラブは0歳から入会可能です。子供が搭乗した際にはフライトマイルが積算されます。ただしクレジットカードは原則18歳以上からのため、子供のマイルはフライト積算が中心になります。
まとめ|ANAマイルは「日常+旅行」で効率よく貯めよう
ANAマイルは飛行機に頻繁に乗る人だけのものではありません。日常生活の支払いをANA経済圏にまとめることで、家族旅行に必要なマイルを十分に貯めることができます。
- ANAマイルはクレジットカード・ショッピングモール・ポイントサイトで効率よく貯まる
- 家族旅行派にはANAカードファミリーマイル制度の活用がおすすめ
- 沖縄・北海道・ハワイなど人気路線で特典航空券の価値が最大化する
- カード選びは年会費・還元率・ボーナスマイルの3点で比較する
- マイルは必ず特典航空券に使うのがレート最優先
- 有効期限(36ヶ月)に注意し、定期的に積算して失効を防ぐ
まずは自分に合ったANAカードを1枚選び、日常の支払いをそこに集約するところからスタートしましょう。それだけで気づいたときに旅行の夢が近づいています。
